アレルギーと寝具
ここ数年アレルギーを心配する人の数は増加し続けており、今や日本人の3人に1人は何らかのアレルギーをかかえていると言われています。その治療方法はますます進化しているにも関わらず、増加の傾向をたどるばかりです。医学の進歩に頼るだけでなく、私たち一人ひとりが住居環境を見直し、それを克服していかなくてはなりません。
●アレルギーと寝具の関係。
アレルギー(ぜん息、アトピー性皮膚炎、鼻炎)の原因の1つはダニ及びハウスダストだと言われています。このハウスダストの中身はダニの死骸とダニのフンです。つまり、アレルギーの原因にはダニが関係しているのです。ダニは特に寝具の中で増殖します。人が寝ている間にかく汗とその汗と一緒にアカ、皮膚、フケがふとんの中に入り込み、それらをエサとして繁殖しているのです。
●どうすればダニを駆除できるのでしょう。
昔ながらの天日干しは効果的です。室温が50度以上、湿度60%以下でダニは死滅します。しかし、夏場の暑い日でないと50度以上は厳しく、さらにダニはふとんの裏側に逃げ込んでしまいます。さらにアレルギーの原因はむしろダニの死骸とフンなので、天日干しではこれらを除去できません。やはり一番良い駆除の方法はふとんを洗うことでしょう。洗えばダニの死骸やフン、汗やアカ、皮膚、フケはもちろんダニそのものも洗い流すことができるのです。
●洗えるフトンの開発
海外ではフトンを洗うのが常識です。日本と違い家庭用の大型洗濯機が普及しているのでふとんを丸ごと洗濯しています。日本では住居スペースの違いで大型洗濯機は普及していません。そこで、日本でも家庭で洗濯できるよう開発したのが上・下2〜4枚を分割し、洗濯時では1枚ずつ分けて洗濯することができる分割方式です。特に固わた入りの敷き布団は従来では洗濯することは不可能でした。分割式固わた入り洗える敷ふとん(実用新案登録済み)は洗濯時にホックボタンをはずし、1枚ずつ分けて丸洗いができます。また、わた、固芯、生地共にキルティングで縫込みしているため、中わた、固わた層が移動することもなく、型くずれしにくくなっています。生地は吸水、速乾性に優れ、中わたは保温に優れたものを使用しています。
洗濯方法
 (1)ホックを外す |
 (2)縦を3つ折りにする |
 (3)はしから丸める |
 (4)しっかり丸める |
 (5)ひもでくくるか
洗濯ネットに入れる |
※洗濯ネットに入れるか、紐でくくるかして、広がらないように洗ってください。
※洗濯槽の容量6kg、7kg、8kgで洗ってください。洗濯機のメーカーにより許容範囲が異なります。容量に余裕のない場合は、コインランドリーの大型洗濯機(10kg〜22kg)または、業者洗濯(水洗い)で洗ってください。
※中性液体洗剤を薄めてよく溶かして使用してください。
※漂白剤のご使用は避けてください。
※洗濯、脱水後、形を整えてから天日干ししてください。
※乾燥機のご使用は絶対にお避けください。
洗濯回数
普通1年に1回〜2回洗ってください。アレルギーの心配な方は最初の1回は4ヶ月前後で洗ってください。2回目以降は、真夏3ヶ月で1回程度、冬場は5ヶ月以上で1回程度を目安に洗濯してください。
ふとん使用時の注意事項
※ふとんを敷いたままの状態で2〜3日以上しますとカビの発生原因になります。特に2段ベッドの場合、またはフローリングの床に直接ふとんを敷いた場合は注意してください。
※定期的な天日干しと水洗いがふとんを清潔に保ちます。
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